取組みについて
ささづ苑では、平成22年から職員の腰に負担のかからない介護技術の習得と福祉用具の積極的な活用(ノーリフトケア)を実施しています。
単にリフトやスライディングシート・ボードなどの福祉用具を導入する、使い方を覚える、困っている人にだけ使うということではなく、ノーリフティングケアを活用して安全なケア現場にするために平成22年から取り組んでいます。
職員の腰痛予防と利用者の拘縮や褥瘡を予防するためのケアの質の向上(寝かせきりゼロ)を目的に持ち上げ・抱え上げ・引きずりといった悪いケアを見直しています。
「きらケア研究所」さんからの取材をお受けしました
令和3年1月8日に「きらケア研究所」さんから「腰痛予防の取組み」について取材をお受けしました。 本インタビュー結果は、同研究所さんのホームページに掲載されています。
※詳しくは下記URLからご覧ください。
https://job.kiracare.jp/lab/article/1419/
移乗に用いる福祉用具のご紹介
ラクラックス
力任せに引きずったり、抱え上げたりせずに寝たままで移乗をサポートします。
スライディングボード
ベッドと車椅子の隙間を埋めて、橋渡しのように使用して座った姿勢のまま移乗ができる福祉用具です。
お尻を浮き上がらせることができなくても滑らすことができれば、軽い介助で移乗することができます。
スライディングシート
体の下に敷き込んでベッド上での上方移動や体位変換、車椅子での座位修正などを簡単にできます。
リフト
介助で座位姿勢を保つことが困難で、起き上がりにも介助が必要な方を持ち上げたり、抱え上げたりせずに移乗できる福祉用具です。
介助する人を腰痛などから守り、介助される方にとっても負担が少なく安全に移乗することができます。
床走行式リフト
マキシツイン
床走行リフト
サンリフトミディ
移動式リフト
EL-580
リショーネ Plus
電動ケアベッドと電動フルリクライニング車椅子を融合した介護ロボットです。
電動ケアベッド状態
合体・分離
電動フルリクライニング
車椅子状態
ノーリフティングケアを意識した移乗介助方法のご紹介
首や膝に手を入れての起き上がり介助は腰に大きな負担をかけるため、電動ベッドの背上げ機能を活用して起き上がりを介助します。
身体的・精神的な負担を減らす
このように福祉用具を効果的に使用することにより、ご利用者の能力を最大限に活かし、身体的・精神的な負担を減らすことができます。そして結果として自律支援にもつながっています。
- 平成25年10月指定証
- モデル施設ポスター画像
- 平成29年4月指定証
移乗支援型介護ロボット導入のご紹介
令和元年11月
- スカイリフト 2台
- Hug(ハグ) 5台
富山県介護ロボット普及促進モデル事業費補助金を活用して導入しました。